悪い歯並びは、歯を失う原因に
食生活などの変化によって、現代の子供たちは顎が小さくなっています。そのため、はえてきた歯がきちんと並ばずに歯並びが悪くなってしまっています。歯並びが悪いと、見た目が気になるだけでなく、歯みがきが十分に行き届かないため、むし歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
「80歳で20本の歯を残そう!」という運動(8020運動)があるのですが、ある調査では、実際に80歳で20本の歯が残っていた人たちの中には、出っ歯や受け口の人はいなかったそうです。悪い歯並びを放置しておくと、やはり歯を失う可能性が高まってしまうことがデータでも示されたのです。
中高生の成長期に顎の発育と合わせて
歯並びの悪さには顎の成長が大きく関わっていることがあります。中高生の時期に、顎の成長を促しながら、きれいに歯を揃えていくことが重要です。アメリカでは、歯並びが悪いまま大人になると、親が非難されたり就職で不利になったりすることもあるそうです。お子さんの歯の健康を守るためにも、子供のうちにきれいな歯並びを手に入れるようにしましょう。
なお、もはや、ほとんどの子供の歯並びが悪いといっても過言ではない状況になりつつありますが、特に親の歯並びが悪い場合は、お子さんもそうなる可能性が高いので気を付けましょう。
歯並びの凹凸 / 叢生(そうせい)の治療

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八重歯矯正

当院では、矯正治療で約3000症例の経験がある医師が、患者様の症状に合わせて的確に治療を行います。 歯並びでお困りの方、お子様の歯並びが心配な方は、当院にご相談ください。